真暗な朝に今君を想う

何も見えない黒の世界で

 

道はあるのか

それとも壁か

 

 

私の想い人

あなたは今、何を思っているのかな

 

 

今の私の世界は真っ暗で

ここがどこか、どこに向かうべきか

この先に道はあるのか、それは正しい道なのか

分からないから、ここにいる

怖くて動けないから、ここにいる

 

私が"夜"だと思っていたこの世界は

あなたにとっての"朝"なのかな

"黒"だと思っていたこの世界は

深い深い"青"なのかな

 

私は今、人生の夜にいると思ってた

暗くて何も見えない、そんな夜

世界にたった、一人ぼっち残されたような、そんな夜

だけどあなたは、そこは朝だよと言う

私にも見えるかな、あなたが黒の中に見つける光が

黒を青に変えることができるかな

 

 

あなたの紡ぐ言葉に何度助けられただろう

 

日が昇る前の夜明けが一番暗いから

夢がなくてもいい、情熱がなくてもいい、幸せならそれでいいんだ

自分自身が幸せになる方法を見つけて

 

あなたの言葉はいつも私に逃げ道をくれる

心をふわふわな毛布で包み込んでくれる

 

おつかれさま、今日も

 

その言葉が、私はつらかった

私の今日は、頑張った今日だったかな

労ってあげられる今日だったかな

 

でも違うんだね

全部を優しく包んでくれる、

全部を温かく抱きしめてくれる、

そんな言葉

どんな今日でも、どんな私でも、

大丈夫

今日はひとまず、おつかれさま

明日はもっと、いい日にしよう

そんな言葉

 

あなたが作ってくれる逃げ道があるから

もうちょっとだけ、頑張ってみようかな

そしてちょっとだけ頑張れた自分に

「おつかれさま、今日も」

きっとあなたはそう言ってくれるから

 

 

あなたは今、何を思っているのかな

 

私は今、あなたを想うよ

あなたが朝だと教えてくれたこの世界で

 

おつかれさま

そうあなたに言うその日まで

 

おつかれさま、今日も